ちょっと懐かしいゲームを考察

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テイルズオブベルセリア プレイ感想、評価、レビュー

 

ずっと更新してなくてすいません。リアルの方が忙しくて…

 

今回はポポロはお休みして…こちらのゲームf:id:Raid-Dragunity:20180219092510j:image

テイルズオブベルセリア 

 の記事を書いていこうと思います。

今回は初回ということで、レビュー的なものを書こうかなと思います。

私自身、テイルズシリーズはグレイセスとなりきりダンジョンXしかプレイしていません、両作品ともに本当に面白かったです。ずっと他のシリーズもやって見たいと思っていたのですが、今回、このベルセリア に手を出して見ました。それでは項目分けしていこうと思います。買おうか悩んでる人は是非見て言ってください。出来るだけネタバレはしないようにさていきたいと思います。個人的な5段階評価をつけておきました。あくまで私個人の感想ですので悪しからず。

 

シナリオ★★★★★

いわゆる王道的な勧善懲悪ではありません。主人公ベルベットは大切な人を殺された復讐者となっています。相手は世界的に信頼され、敬愛され、崇拝される神の代行者みたいな存在なので、実質個人VS世界みたいな感じになります。ベルベットは「災禍の顕主」「魔王」などと呼ばれ、人々から嫌われていきます。普通の人から見れば主人公たちが悪なのです。

ベルベットは決して多くの人々から認められることはないのですが、彼女に恩を返そうとする者、彼女に連れ出され名前と意思をもらった者、彼女に興味を示す者、親友を探すために彼女と共に戦おうとする者、世界の真実を知るためにあえて彼女と共に行こうとする者、さまざまな者たちがベルベットの仲間となりともに戦います。

その仲間たちがもう個性的なことったらありゃしない

そしてストーリーが進行するにつれてみんなの絆が表にはならないものの、本当に強くなっていきます。

そういう意味ではある意味王道かもしれませんね。

テイルズシリーズには特徴的なジャンルの名前が付いています。

ファンタジア→伝説のRPG
ディスティニー→運命という名のRPG
エターニア→永遠と絆のRPG
ディスティニー2→運命を解き放つRPG
シンフォニア→君と響き合うRPG
リバース→君が生まれ変わるRPG
レジェンディア→絆が伝説を紡ぎ出すRPG
ジアビス→生まれた意味を知るRPG
イノセンス→想いを繋ぐRPG
ヴェスペリア→「正義」を貫き通すRPG
ハーツ→心と出会うRPG
グレイセス→守る強さを知るRPG
エクシリア→揺るぎない信念のRPG
エクシリア2→選択が未来を紡ぐRPG
ゼスティリア→情熱が世界を照らすRPG

なんかかっこいいですね。

そして今作のベルセリアは

君が君らしく生きるためのRPG

特に後半君が君らしく生きることが非常に重要になってきます。

そして、このベルセリアをやると何度も出てくる問いがあります。それは「鳥はなぜ空を飛ぶのか」その答えは実際にプレイをしてご確認ください。

この君が君らしく生きることを軸にベルベットの気持ちの変化がすごくよく現れていて、お話としても割とすっきりとまとめられている印象を受けました。

とある魔女の言動がコミカルすぎてシリアスなシーンで合ってないという意見を見たことがありますが、彼女がストーリーを重すぎないようにしているように僕は感じました。

他の作品をあまりやってないので、テイルズシリーズとの比較はできませんけど、ストーリーとしてはすごく面白かったです。なによりキャラクターごとの個性がすごく強くて、全員愛されるキャラだと思いました。

ただ、ちょっとだけネタバレすると、やはり話は重いです。

重いし、とにかく主人公が報われない。

こういう重たーい話が大丈夫な人は普通に楽しめると思います。

 

 

戦闘★★★★☆

キャラ個人個人の考察は別記事にしようと思います。

グレイセスの戦闘がすごく好きでそれに似た今作の戦闘は正直グレイセス以上に楽しかったです。ずっと戦闘やってたくなるほどでした。

システムとしては、

・基本的にはフリーランを軸としたシステム。

・SG(ソウルゲージ)があり、最大SGごとに連携できる数が決まる。(最大SG4なら4連携まで)ただし、連携の1ループは4つ

・技は1から4連携ごとに○△×□ボタンに割り振る。総計16個セットできる。(物語が進むとショートカットコマンド的なやつもできる)

・青いダイヤモンドみたいなやつ1つがソウル、ソウル1つあたりSG30となっていて、ソウル1つごとに1つ連携ができる。

・技ごとに消費SGが決まっている。SGが切れても行動できるが、その時にガードされると反動を受け数秒行動不可となる。

・ソウルはスタンや状態異常を与えることによって増える。また相手から状態異常を受けることによって減る。

ざっとこんな感じです。

MPの概念はなく、どちらかといえばCC制に近いものです。前作のゼスティリアを進化させたものということになっているようですね。

ただ、言葉で表現するのは限界があるのでこの辺は動画などを見てください。

全体的には本当に爽快で素晴らしいシステムなんですけど、うーんってなる点としては

・強烈なスタンゲー

後半登場するほとんどの武器は「スタン中の敵へのダメージを増やす」スキルが付いています。

そのため、スタンを与えるとソウルが増えるだけでなく、相手に与えるダメージが飛躍的に上がるのです。

ただでさえ、相手の行動を封じることができるのにダメージまで増えてしまうので、他の状態異常に比べて優遇の度合いが大きすぎる。

そのため、ベルセリアは「いかに相手にスタンを与えられるか」が最重要になっています。

となるとスタンを与えやすいキャラが相対的に強くなり、逆に与えにくいキャラが使いづらくなっています。

スタンが強すぎるせいで、戦闘の幅が若干狭くなっているのは事実です。

・ベルベットが強すぎる

主人公ベルベットが他と比べ圧倒的な性能を秘めているせいで他のキャラを使う気になれません。後日、キャラ解説も出そうかなと思っていますが簡単に言うと

・ソウルさえあれば実質無敵

・スタンが取りやすすぎる

・発生、威力、範囲に優れた技が多い

・後半になれば全ての弱点を取ることができる。

弱点がないわけではないのですが、はっきり言ってチートかと思うほどです。

特にソウルさえあれば実質無敵(と言うより、死なない)というのが強すぎです。詳しくはまた後日解説します。

 

映像★★★★★

PS4でやりましたが、綺麗。とにかく綺麗。

あれ?私がPS4のゲームをあまり持ってないから綺麗に感じるだけ?いや、綺麗ですよ。

 

ロード★★★★★

テイルズシリーズってロードが短いものが多いですが、とにかく無い。

フィールドから戦闘へのロードもほぼ0ってのもいい。

 

キャラクター★★★★★

前述の通り本当に個性的。いいキャラばっかり。

ただ、敵キャラも良いキャラが多くてそれと主人公が敵対してしまうのが少し悲しかったりします。

 

音楽★★★★★

はぁーもうまじTheme of Velvet最高。

 

総評★★★★☆

とにかくすごく楽しかったです。

ストーリーも戦闘システムもよく作られていて、悪いところを見つけようとしないと見つけられないほどでした。

本当に楽しませてもらいました。

ただ、とにかく主人公がかわいそうです。

こうゆうのがダメな人もいるので、そんな人にはちょっとおすすめできないですね。

まぁ、そんな人はテイルズシリーズをあまりやらないんじゃ無いかなって思いますけど。

ただ、別に重い話でも大丈夫。って人には本当にオススメですよ。

是非、皆さんの感想とかも聞かせてください。

ちなみに私は今、これでテイルズ熱がついてテイルズオブジアビスをやってます。

 

それではこの辺で、またいつか〜。

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